才子・才士(読み)さいし

精選版 日本国語大辞典 「才子・才士」の意味・読み・例文・類語

さい‐し【才子・才士】

〘名〙 才ある人。才知のすぐれた人。頭の働きが鋭く、すぐれた才能を持っている人。特に、文章の才のある人。また、自分の才におぼれ、軽薄に才知をもてあそぶ人にもいう。
※続日本紀‐天平一〇年(738)七月癸酉「勅右衛士督下道朝臣真備及諸才子曰」
滑稽本浮世床(1813‐23)二「招牌(かんぱん)つきは風流俊雅の才子(サイシ)と見えて弁舌懸河(けんが)の如くだから」 〔春秋左伝‐文公一八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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