手過(読み)てあやまち

精選版 日本国語大辞典 「手過」の意味・読み・例文・類語

て‐あやまち【手過】

〘名〙 あやまち。過失。そそう。特に、失火をいう。そそう火。てあいまち。
平家(13C前)一一「昼で候へば、手あやまちではよも候はじ」

て‐あいまち【手過】

〘名〙 「てあやまち(手過)」の変化した語。
史記抄(1477)九「火ありと云は手あいまちぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報