手草(読み)タクサ

デジタル大辞泉 「手草」の意味・読み・例文・類語

た‐くさ【手草】

《「たぐさ」とも》歌ったり舞ったりするときなどに、手に持つもの。神楽の採り物としての笹など。
「天の香山の小竹葉を―に結ひて」〈・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「手草」の意味・読み・例文・類語

た‐くさ【手草】

〘名〙 (「たぐさ」とも) 歌ったり舞を舞ったりする時などに、手に持つもの。神楽(かぐら)の採(と)り物としての笹(ささ)などをいうことが多い。
古事記(712)上「天の香山の小竹葉を手草(たぐさ)に結ひて」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「手草」の解説

手草 (テクサ)

植物。イネ科タケササ類で大形の竹の総称。タケの別称

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