手明・手空(読み)てあき

精選版 日本国語大辞典 「手明・手空」の意味・読み・例文・類語

て‐あき【手明・手空】

〘名〙
① する事がなくて暇なこと。手のすいていること。また、その人。非番の者。予備員。〔日葡辞書(1603‐04)〕
浮世草子・色里三所世帯(1688)上「手あきの女中桜戸の奥におし入られ」
囲碁将棋で、江戸時代に行なわれた御城碁御城将棋相手組(対戦者)がいないこと。

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