精選版 日本国語大辞典 「手寄」の意味・読み・例文・類語
て‐より【手寄】
〘名〙
① =てづる(手蔓)①
※続鳩翁道話(1836)二「どうぞお手よりで御修行をなされて下さりませ」
③ =てぢか(手近)
※新聞雑誌‐二〇号・明治四年(1871)一一月「手寄(テヨリ)の物にて老母を打倒し」
た‐よせ【手寄】
〘名〙
① はるかに遠いこと。ずっと離れていること。
② ついで。たより。
※恵慶集(985‐987頃)「たよせとは思はざらなん渡つ海に祈る心は神ぞ知覧」
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