手宮村(読み)てみやむら

日本歴史地名大系 「手宮村」の解説

手宮村
てみやむら

[現在地名]小樽市手宮一―二丁目・色内いろない三丁目・錦町にしきまち

明治初年(同二年八月―同六年の間)より同一四年(一八八一)まで存続した村。色内村の北にあり、東部小樽湾に臨む。明治二年一二月手宮海官所設置、その諸規則が布達されている(開拓使布令録)。同月調の高島郡請負中諸調書上(運上家旧蔵)に字テミヤとみえ、永住漁民一七軒・五七人、出稼漁民一四軒・二六人、鮭場所三一ヵ所。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android