戦略的大学連携支援事業(読み)せんりゃくてきだいがくれんけいしえんじぎょう

大学事典 「戦略的大学連携支援事業」の解説

戦略的大学連携支援事業
せんりゃくてきだいがくれんけいしえんじぎょう

国公私立大学間の積極的な連携を推進し,各大学の教育研究資源を有効活用することで,当該地域の知の拠点として,研究水準のさらなる高度化,個性特色の明確化,大学運営基盤の強化等を図ることを目的とする文部科学省の事業。各地域において,多種多様な大学間の戦略的な連携を推進するため,①大学連携による共通・専門教育の先進的なプログラム開発,②教育・研究設備の共同利用,③知の拠点としての機能強化,④大学間の連携による効率的かつ効果的な大学運営等の取組みを支援。2008(平成20)年度申請件数94,うち選定件数は総合的連携型(地元型)15,総合的連携型(広域型)22,教育研究高度化型17。2009年度には後継事業「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム(日本)」が開始された。同プログラムは戦略的大学連携支援事業の内容に加え,分野・形態に応じた教育内容・方法の開発・実施による教育の質保証や,地域が一体となった人材育成を推進している。申請件数は119,うち選定件数は総合的連携型25,質保証特化型13。
著者: 竹下諒

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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