デジタル大辞泉
「我波羅蜜」の意味・読み・例文・類語
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が‐はらみつ【我波羅蜜】
〘名〙 仏語。涅槃
(ねはん)の
四徳を成就する四
波羅蜜の
一つ。「我」は自由で他に拘束されない主体の意、「波羅蜜」は
彼岸(ひがん)である、仏のさとりにいたるの意で、
仏果にいたって、自在の徳を完成させる波羅蜜の行をいう。
※栄花(1028‐92頃)玉のうてな「常波羅蜜の無常の所、我波羅蜜の所、
愛敬の所、〈略〉如なり、相なり、解脱なり、乃至般若波羅蜜なり」 〔
観普賢経〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報