精選版 日本国語大辞典 「四波羅蜜」の意味・読み・例文・類語
し‐はらみつ【四波羅蜜】
[1] 〘名〙 仏語。
① 涅槃(ねはん)にそなわる常・楽・我・浄の四種のすぐれた特徴。永遠であること、安穏であること、主体的であること、清浄であることの四つをいう。
※快馬鞭(1800)入道要訣「此の無常苦空無我の四波羅蜜を観して菩提の道を求むるを、声聞四諦の法と云ふ」
[2] 「しはらみつぼさつ(四波羅蜜菩薩)」の略。
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