戌亥\乾の隅(読み)いぬいのすみ

精選版 日本国語大辞典 「戌亥\乾の隅」の意味・読み・例文・類語

いぬい【戌亥・乾】 の 隅(すみ)

家屋敷西北のすみ。この方角は、陰陽道では東北鬼門に対して神門と呼んで尊ばれ、大黒天など福神をまつったり、宝物を置いたりした。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「この屋のいぬゐのすみの方に」

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