憤気(読み)ふんき

精選版 日本国語大辞典 「憤気」の意味・読み・例文・類語

ふん‐き【憤気】

〘名〙
① いきどおりの気持。また、怒った様子
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉四「其の巧譃は能く他の憤気を和らげ、児啼を笑はしめ」 〔中論‐慎所従〕
気力が満ちている様子。
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「容貌神采は勇鋭にして憤気を帯ぶれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「憤気」の読み・字形・画数・意味

【憤気】ふんき

怒気

字通「憤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android