精選版 日本国語大辞典 「慨・憂」の意味・読み・例文・類語
うれた・し【慨・憂】
〘形ク〙 (「うら(心)いたし(痛)」が変化して一語化したもの。上代では、特にわが意に反する他人の行動に対していうことが多い。中古以降、一般に外の状態に対して不満足な気持を表わすのにもいうようになる) うらめしい。憎い。しゃくにさわる。心外である。嘆かわしい。いやだ。
うれた‐げ
〘形動〙
うれた‐さ
〘名〙
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