慕う(読み)シタウ

デジタル大辞泉 「慕う」の意味・読み・例文・類語

した・う〔したふ〕【慕う】

[動ワ五(ハ四)]
恋しく思う。懐かしく思う。「兄のように―・う」「遠い祖国を―・う」「灯火を―・って虫が飛んでくる」
離れがたく思ってあとを追う。「飼い主を―・って、どこへでもついて来る」「赤ん坊が母を―・って泣く」
目上の人の人格識見などにひかれる。憧れる。「その徳を―・って人が集まる」
[類語](1恋う偲ぶ愛する思う恋する好くめる焦がれる愛慕する思慕する恋慕する惚れこむれる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想けそう目尻を下げる思いを掛ける気がある惚れる惚れっぽい多情浮気移り気気が多い熱し易く冷め易い気移り心移り色気違いマダムキラーレディーキラー好き者助平すけべい漁色女好き男好きプレーボーイ女たらし女殺し好色好色家色好み鼻下長びかちょう手が早いちゃら浮気者艶福艶福家放蕩ほうとう蕩児とうじ遊蕩ゆうとう色魔女狂い男狂い/(2尊敬敬う尊ぶ崇める仰ぐ敬する畏敬崇拝敬愛敬慕敬仰景仰崇敬私淑傾倒心酔心服敬服

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android