愛本峡(読み)あいもときょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「愛本峡」の意味・わかりやすい解説

愛本峡
あいもときょう

富山県北東部,黒部川山間部から扇状地に流れ出る場所に位置する峡谷黒部市に属する。黒部峡谷宇奈月温泉より下流では埋積谷となり谷幅も広くなるが,愛本では山地が迫り小規模な峡谷を形成する。江戸時代初期に架橋された愛本橋ははね橋で,猿橋 (山梨県) ,錦帯橋 (山口県) とともに日本三奇橋の一つとされていた。毎年6月 21日に御影様迎えの祭りが行なわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android