愁夢(読み)しゅうむ

精選版 日本国語大辞典 「愁夢」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐む シウ‥【愁夢】

〘名〙 悲しみにひたりながら眠って見る夢。
※狂雲集(15C後)以婬欲換詩文「愁夢未修雲雨約、君恩猶喜費吟魂」 〔岑参胡笳歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「愁夢」の読み・字形・画数・意味

【愁夢】しゆう(しう)む

寂しい夢。唐・岑参〔胡笳歌、顔真の使して河に赴くを送る〕詩 邊夜夜、愁多し に向ふの胡笳、誰(たれ)か聞くを喜ばん

字通「愁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android