惨毒・酸毒(読み)さんどく

精選版 日本国語大辞典 「惨毒・酸毒」の意味・読み・例文・類語

さん‐どく【惨毒・酸毒】

〘名〙 (形動)
① いためそこなうこと。むごたらしく傷つけること。また、その被害のさま。
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外「文明の教を以ては未だ戦争の根源を止るに足らずと雖ども稍や其惨毒を緩にす可し」 〔漢書‐陳湯伝〕
② いたみかなしむこと。また、そのさま。〔曹植‐九・愁賦〕

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