怨苦(読み)えんく

精選版 日本国語大辞典 「怨苦」の意味・読み・例文・類語

えん‐く ヱン‥【怨苦】

〘名〙 うらみと苦しみ。苦しみ、うらむこと。
本朝無題詩(1162‐64頃)五・秋夜即事〈源経信〉「孀閨怨苦琴三曲、蛍幌携深筆一双」
史記抄(1477)五「あまりに流人が多ほどに、其怨苦によって天下が大旱して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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