思足（読み）おもいたらわす

精選版日本国語大辞典「思足」の意味・読み・例文・類語

〘他サ四〙思いを満ちあふれさせる。激しく思うことにいう。

※万葉（８Ｃ後）一三・三二五八「霞立つ長き春日を天地(あめつち)に思足椅(おもひたらはし) たらちねの母が養ふ蚕の繭ごもり息衝き渡り」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

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