思ひ慰む(読み)オモイナグサム

デジタル大辞泉 「思ひ慰む」の意味・読み・例文・類語

おもい‐なぐさ・む〔おもひ‐〕【思ひ慰む】

[動マ四]心が休まる。気が晴れる。
すずろなる旅居のみして、―・む折もなきに」〈蜻蛉
[動マ下二]気を取り直す。気を晴らす。
「かく長らふれば少しも(=多少トモ)―・めつべき折もあるを」〈東屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android