心霊写真(読み)シンレイシャシン(英語表記)psychic photography

デジタル大辞泉 「心霊写真」の意味・読み・例文・類語

しんれい‐しゃしん【心霊写真】

心霊現象、特に死者霊魂とされるものがうつっている写真

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「心霊写真」の意味・わかりやすい解説

心霊写真 (しんれいしゃしん)
psychic photography

通常では考えられない像が写った写真。1861年アメリカのマムラーWilliam Mumlerが死んだ親族の姿を偶然に写したのが最初といわれる。近縁現象に,福来友吉が1910年に発見した念写thoughtographyがある。これは,心で念じた像を直接写真乾板に感光させるものである。物理的手段を用いずに行われるため,超心理学では両者とも念力によるものと考えられている。信憑性に関しては疑問を抱く専門家が多い。アメリカの精神分析家アイゼンバッドJule Eisenbudの研究が有名である。
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