心識(読み)しんしき

精選版 日本国語大辞典 「心識」の意味・読み・例文・類語

しん‐しき【心識】

〘名〙
意識知識
※日本教育策(1874‐75頃)〈森有礼編〉「敵兵皆な平素蓄積の心識訓練あり。紀律を守る事極めて謹み、奔走命に応ず」
仏語。心のこと。心王の種々のはたらきを蔵するところから、心といい、その識別のはたらきから識というが、小乗ではこれらを同じものとみる。また六識八識などの総称
正法眼蔵(1231‐53)弁道話「おほよそ諸仏の境界は不可思議なり、心識のおよぶべきにあらず」 〔勝鬘経‐顛倒真実章〕

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普及版 字通 「心識」の読み・字形・画数・意味

【心識】しんしき

心智

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