精選版 日本国語大辞典 「心細」の意味・読み・例文・類語
こころ‐ぼそ・い【心細】
〘形口〙 こころぼそ・し 〘形ク〙
① 頼りなく不安である。心配である。
※竹取(9C末‐10C初)「見れば、世間心ぼそく哀れに侍る」
② ものさびしい。心さびしい。
※徒然草(1331頃)一九「すさまじきものにして見る人もなき月の、さむけくすめる廿日あまりのそらこそ、心ぼそきものなれ」
※類従本元永元年十月二日内大臣忠通歌合(1118)「かりに音する人なからむは、今少こころほそくぞ見え侍る」
こころぼそ‐が・る
〘自ラ五(四)〙
こころぼそ‐げ
〘形動〙
こころぼそ‐さ
〘名〙
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