心以て(読み)こころもて

精選版 日本国語大辞典 「心以て」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 以(も)

① (連体修飾語が上に付いて) そういう性質を持っていて。
古今(905‐914)夏・一六五「はちすばのにごりにしまぬ心もてなにかは露を玉とあざむく〈遍昭〉」
自分意志で。自分の心から求めて。
※後撰(951‐953頃)秋上・二六九「心もておふる山田のひつぢ穂は君まもらねどかる人もなし〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android