徳部村(読み)とくべむら

日本歴史地名大系 「徳部村」の解説

徳部村
とくべむら

[現在地名]清川村天神てんじん

柏原かしわばる村の南西北東流する緒方おがた川東岸にあり、南は河宇田かわうだ(現緒方町)正保郷帳に徳辺村とみえ、田高八三石余・畑高五四石余、耳忍みみしの郷に属した。安永七年(一七七八)には牧組に属した(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)。天保(一八三〇―四四)頃の御案内記(大久保家文書)によれば高一六〇石余・反別二二町七反余、免七ツ二分の中の村で物成は米七九石余・大豆五八石余、家数二八・人数一〇八、牛二六・馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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