復習・温習(読み)さらい

精選版 日本国語大辞典 「復習・温習」の意味・読み・例文・類語

さらい さらひ【復習・温習】

〘名〙 (動詞「さらう(復習)」の連用形名詞化。「おさらい」の形で用いることが多い。→おさらい(御浚))
① 教えられたものごとを、繰り返して習うこと。ふくしゅう。さらえ。
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉二「したよみさらひなどは、夜いたします」
音曲舞踊など遊芸師匠が、日を定めて、弟子たちに日常教えた芸を演じさせること。さらえ。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)前「翌(あした)杵屋のさらひがあらア」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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