御酒古草（読み）みきこぐさ

精選版日本国語大辞典「御酒古草」の意味・読み・例文・類語

〘名〙

① (かつて三月三日に、宮中で御酒に入れたところから) 桃の異称。みきふるぐさ。

※蔵玉集（室町）「飲む人や千代を送らん御酒古草かなふ齢の心なりせば」

② 桃の花を入れた酒。〔譬喩尽（1786）〕

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