御蔵山古墳(読み)みくらやまこふん

日本歴史地名大系 「御蔵山古墳」の解説

御蔵山古墳
みくらやまこふん

[現在地名]宇都宮市塙田五丁目

宇都宮丘陵の南端部の小丘を占める。後円部に雷神社が鎮座するため雷神社古墳ともよばれる。宇都宮市街地中央の北部で、明治一七年(一八八四)栃木県庁舎建設の折、墳丘が相当に削除された。西面する前方後円墳で、後円部(推定)の墳頂下に凝灰岩製の石棺があり、刀子一・管玉一〇・丸玉六・小玉類一〇が含まれ、また墳丘から多量の埴輪が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android