御林方(読み)おはやしかた

精選版 日本国語大辞典 「御林方」の意味・読み・例文・類語

おはやし‐かた【御林方】

〘名〙 江戸幕府職名。勘定所伺方(うかがいかた)に属し、御用木伐採運搬とその処分をはじめ、もっぱら幕府用材営林に関する事務を管掌した。御林奉行とは別個な職。
※財政経済史料‐四・官制・勘定所職制・勘定所分課・天明五年(1785)九月日「御林方取扱 一、知行渡御林添、私領上知御林組入御添帳」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android