御月見(読み)おつきみ

精選版 日本国語大辞典 「御月見」の意味・読み・例文・類語

お‐つきみ【御月見】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① 陰暦八月十五夜と九月十三夜の月を見て楽しむ行事。このときススキの穂や里芋、栗などの秋の収穫物や団子を月に供える。また特に、その時の団子。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「お月見をていしゅに十五丸めさせ」
② 昔、殿上人が一七歳で眉を立てたこと。また、その眉。〔随筆一話一言(1779‐1820頃)〕

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