御影新田村(読み)みかげしんでんむら

日本歴史地名大系 「御影新田村」の解説

御影新田村
みかげしんでんむら

[現在地名]小諸市御影

浅間山南麓の比較的平坦な火山灰地帯に立地。北は平原ひらはら前田原まえたばら(現北佐久郡御代田町)、東から南にかけて小田井おたい(現御代田町)長土呂ながとろ(現佐久市)、西は和田わだ森山もりやまの村々に接する。村域は天正六年(一五七八)の上諏訪造宮帳に大宮一之御柱を所役した大井おおい庄内の諸郷の中に「曾禰上下」と記された郷にあたるとされる。元和八年(一六二二)の佐久郡高書上帳(柳沢文書)に「百六十石 下曾根村」とみえ、その後寛永一七年(一六四〇)の小諸領高〆元帳には「永不作、村無御座候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報