御前神社(読み)みさきじんじや

日本歴史地名大系 「御前神社」の解説

御前神社
みさきじんじや

[現在地名]八戸市湊町 館鼻

新井田にいだ川の河口右岸の高台に位置する。大祐だいすけ神社の北西祭神は底筒男命・中筒男命・上筒男命で、旧郷社。三前神社とも記す。明治初年まで御膳ごぜん堂と称したが、廃仏毀釈により現社名に改めた。

宝暦五年(一七五五)の堂林寺門間数改書上帳(常泉院文書)に御膳堂とあり、元禄一三年(一七〇〇)建立とされる。別当は善了院。八戸祠佐嘉志写(八戸市立図書館蔵)では元禄一三年を再興の年とし、当時の別当は善行院、元文五年(一七四〇)の再興時の別当は岩本坊とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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