役立(読み)やくだつ

精選版 日本国語大辞典 「役立」の意味・読み・例文・類語

やく‐だ・つ【役立】

[1] 〘自タ五(四)〙 役に立つ。用いるのに耐え、使って価値がある。それなりの働きをする。間に合う。
狂言記・鐘の音(1730)「これはわれ鐘ぢゃ、役たつまひ」
[2] 〘他タ下二〙 ⇒やくだてる(役立)

やく‐だ・てる【役立】

〘他タ下一〙 やくだ・つ 〘他タ下二〙 役に立たせる。使って価値があるように用いる。使用に供する。間に合わせる。用立てる。
※コサビネ艦隊の抜錨(1930)〈龍胆寺雄〉「セイロンから役立てて貰ったヨットのお礼」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android