当仕舞(読み)あてじまい

精選版 日本国語大辞典 「当仕舞」の意味・読み・例文・類語

あて‐じまい ‥じまひ【当仕舞】

〘名〙 (形動) (あてはめて処置する意からか)
① あてはめたようなこと。わざとあてつけたようなさま。こじつけ。
※歌舞伎・関東小六今様姿(1698)一「住吉神主に姫松さへをかしいに、岸太夫とはあてじまいな名でござります」
② あてずっぽうにやってしまうこと。いいかげんなさま。
随筆独寝(1724頃)上「奈良けいこはあてじまひ多し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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