彌時(読み)いやときじく

精選版 日本国語大辞典 「彌時」の意味・読み・例文・類語

いや‐ときじく【彌時】

〘形動〙 (形容詞「ときじ」の連用形副詞「いや」が付いて一語化したもの) いよいよ四季の別なくいつも。ますます永久に変わらないさま。
万葉(8C後)一八・四一一二「橘は花にも実にも見つれども移夜時自久爾(イヤときジクニ)なほし見がほし」

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