強坂村(読み)ごうざかむら

日本歴史地名大系 「強坂村」の解説

強坂村
ごうざかむら

[現在地名]峰浜村坂形さかがた

東にはなわ村、西に田中たなか村、南に鳥形とりがた村・比八田ひはた(現能代市)、北に畠谷はたや村がある。

天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡知行目録写(秋田家文書)に「四百七石九斗三升五合 国寺村 かうさか村」とあり、文禄元年(一五九二)の秋田実季分限帳(秋田家文書)に「弐百五拾弐石四斗二升 江坂村」とある。享保一五年(一七三〇)の村名唱文字替覚(門間家文書)に「只今迄郷坂村 強坂村」とある。

黒印高帳(秋田県庁蔵)によれば、慶長八年(一六〇三)に一四六石余、貞享元年(一六八四)に一九一石余で、小村のわりに石高が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android