張爾巽(読み)ちょうじそん(英語表記)Zhang Er-xun; Chao Êrh-sun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「張爾巽」の意味・わかりやすい解説

張爾巽
ちょうじそん
Zhang Er-xun; Chao Êrh-sun

[生]道光24(1844)
[没]1927. 北京
中国,清末,民国初期の政治家。漢軍正藍旗の人。字は公鎮。号は次珊。同治 13 (1874) 年の進士。翰林院撰文より御史,地方官を歴任。光緒 31 (1905) 年盛京将軍。宣統3 (11) 年東三省総督となり,辛亥革命に対抗するために清朝了解のうえ奉天国民保安会をつくって,形式的に東北を独立させた。 1912年清史館総裁。そののち袁世凱段祺瑞北洋軍閥政府のもとで参議院参政,議長をつとめた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android