弗化水素(読み)ふっかすいそ

精選版 日本国語大辞典 「弗化水素」の意味・読み・例文・類語

ふっか‐すいそ フックヮ‥【弗化水素】

〘名〙 無機酸の一つ。化学式 HF 常温では無色の発煙性の気体。水に溶けやすく反応性に富む。蛍石に濃硫酸を加え鉛の容器中で熱して作る。沸点摂氏一九・九度。融点マイナス八三度。

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デジタル大辞泉 「弗化水素」の意味・読み・例文・類語

ふっか‐すいそ〔フツクワ‐〕【×弗化水素】

水素弗素化合物。発煙性の無色の液体または気体。刺激性があり、有毒。水に溶けて弗化水素酸となり、ガラスを腐食するので、ガラス器具の目盛り付けなどに利用。化学式HF

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