デジタル大辞泉 「弓籠手」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐ごて【▽弓▽籠手】 弓を射るとき、袖が弦つるに当たるのを防ぐために、左の手首から肩にかけておおう皮や絹布などで作った筒状の籠手こて。手纏たまき。射籠手いごて。弓射籠手。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弓籠手」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐ごて【弓籠手】 〘名〙 流鏑馬(やぶさめ)・笠懸などの狩装束のとき、左袖が弓の弦にあたるのを防ぐために左肩を脱いで、左の手から肩にかけて覆う筒袖の籠手の袋。たまき。いごて。ゆみいごて。〔応永本論語抄（1420）〕※幸若・高たち（室町末‐近世初）「三ひきりゃうのゆこてさし、いまだよろいはきざりけり」[補注]「明応本節用集」には「弓篭手 ユンゴテ」とある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
