弓削男広(読み)ゆげの おひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弓削男広」の解説

弓削男広 ゆげの-おひろ

?-? 奈良時代官吏
右大舎人(みぎのおおとねり)。天平宝字(てんぴょうほうじ)6年(762)藤原仲麻呂の息子3人が藤原良継をこえて参議となったとき,これにいかった良継は佐伯今毛人(いまえみし)らと仲麻呂殺害をたくらんだ。男広はその計画を知り,仲麻呂に密告した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android