度度・時時・寄寄(読み)よりより

精選版 日本国語大辞典 「度度・時時・寄寄」の意味・読み・例文・類語

より‐より【度度・時時・寄寄】

〘副〙 (「より(度)」を重ねたもの) 時々。おりおり。単独で、または「に」を伴って用いる。
古今(905‐914)仮名序「この人々をおきて又すぐれたる人も、くれ竹の世々に聞こえ、片糸のよりよりに絶えずぞありける」
浮世草子日本永代蔵(1688)五「此外所々買かかり、纔(わづか)三十貫目ばかりなれば、是は九三郎寄々(ヨリヨリ)に済べし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android