序盤(読み)じょばん

精選版 日本国語大辞典 「序盤」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ばん【序盤】

〘名〙
囲碁将棋で、対局最初段階。囲碁では布石、将棋では駒組の段階にあたる。
可能性文学(1946)〈織田作之助〉「端の歩を突くのは手のない時か、序盤の駒組が一応完成しかけた時か、相手の手をうかがふ時である」
② 一続きの物事のはじめのころ。初期情況

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デジタル大辞泉 「序盤」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ばん【序盤】

囲碁・将棋で、対局開始後の、碁では布石、将棋では駒組みの段階。また、その局面。→中盤終盤
ひと続きの物事のはじめの段階。「選挙戦序盤を迎えたばかりだ」→中盤終盤

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