広沢 晴海(初代)(読み)ヒロサワ セイカイ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「広沢 晴海(初代)」の解説

広沢 晴海(初代)
ヒロサワ セイカイ


職業
浪曲師

本名
亀 喜一郎(カメ キイチロウ)

出身地
和歌山県 和歌山市

経歴
明治43年2代目広沢虎吉に入門翌年から初代広沢晴海を名乗った。戦前は大阪を中心にラジオなどで活躍。戦後毎日放送の浪曲研究会天狗道場の審査員の常連だった。39年、弟子の小晴海に2代目晴海を譲り、42年四天王寺会館で引退興行。「相馬大作」「ねずみ小僧」「由井正雪」などを得意としていた。

没年月日
昭和61年 11月13日 (1986年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android