広劫多生・曠劫多生(読み)こうごうたしょう

精選版 日本国語大辞典 「広劫多生・曠劫多生」の意味・読み・例文・類語

こうごう‐たしょう クヮウゴフタシャウ【広劫多生・曠劫多生】

〘名〙 仏語。長い年月に多く生死を繰り返し輪廻(りんね)すること。仏教の輪廻思想による、人は悪業によって迷いの世界を巡り、多くの生死を経るという考え方。多生広劫。
※百座法談(1110)六月二六日「ただ法花経と申す名を聞く許に広劫多生をこなひ給て」

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