年輩・年配(読み)ねんぱい

精選版 日本国語大辞典 「年輩・年配」の意味・読み・例文・類語

ねん‐ぱい【年輩・年配】

〘名〙
年齢のほど。としのころ。大体の年齢。としばい。としばえ。
太平策(1719‐22)「病人を治するには、まず其年輩を見ることなり」
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三「つれのおとこもおなじねんぱい」 〔唐国史補〕
世間なれした年ごろ。相当な年齢。中年。また、その人。
※颶風新話(航海夜話)(1857)初「おれ共の様な年輩になると」
三四郎(1908)〈夏目漱石一一「世の中に住み古るした年配(ネンパイ)人間なら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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