年友村(読み)としともむら

日本歴史地名大系 「年友村」の解説

年友村
としともむら

[現在地名]寺泊町年友

戸崎とざき村の西、北は引岡ひきおか村、西は丘陵を隔てて大和田おおわだ村、南は夏戸なつど村。沖積平地が丘陵に入組んだ谷の中ほどに発達した集落中村なかむら外谷地そとやちの枝村が谷の向い側にある。明応六年(一四九七)一二月二一日の志駄景義譲状(西条文書)に西古志郡内吉竹よしたけ・夏戸の境界線として「北者吉竹山・年友之嶺筋透見上ニ」とみえる。文禄四年(一五九五)七月二九日の検地帳(五十嵐定子家文書)の表紙には「山東郡西越庄利友村帳」「益田右衛門尉打口」「望月甚兵衛」と記す。高合計二三九石余、反別合計二四町一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android