平江帯・漏盧(読み)ひごたい

精選版 日本国語大辞典 「平江帯・漏盧」の意味・読み・例文・類語

ひご‐たい【平江帯・漏盧】

〘名〙 キク科多年草本州の愛知県と岡山県、四国、九州、朝鮮の日当たりのよい草原に稀にはえる。高さ約一メートル。葉は長さ一五~二五センチメートルの広披針形で羽状に分裂、縁に小さな棘(とげ)をもち裏に白毛を密生する。根生葉には長い柄がある。秋、茎頂に青紫色で径約五センチメートルの球状の頭花が咲く。小花はすべて管状花。果実には黄褐色の毛を密布する。漢名、漏盧。ひんごうたい。るりひごたい。ひごたえ。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android