幣・幣帛(読み)みてぐら

精選版 日本国語大辞典 「幣・幣帛」の意味・読み・例文・類語

み‐てぐら【幣・幣帛】

〘名〙 (「御手座(みてぐら)」の意という) 神に奉納する物の総称布帛・紙・玉・兵器貨幣・器物・獣類など。また、後には、御幣幣束幣帛(へいはく)。ぬさ。
霊異記(810‐824)上「天皇見て恐り、偉(たたは)しく幣帛(ミテクラ)を進り。〈興福寺本訓釈 幣帛 上音弊反 下音百反 二合彌天久良〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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