幅木・脛木(読み)はばき

精選版 日本国語大辞典 「幅木・脛木」の意味・読み・例文・類語

はば‐き【幅木・脛木】

〘名〙
① 室内の壁の最下端、床に接する部分に張る横板。壁の下部を保護する。はばきいた。また、門柱などの最下部を巻いた板をさすこともある。はばきがた。
※小さき室内美術(1926)〈森谷延雄はしがき「長押巾木其他の木部は」
② 鋳造工程で、中子(なかご)鋳型にもたせるために、木型に作った突起物。また、中子の突起物で支える部分。

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