門柱(読み)カドバシラ

デジタル大辞泉 「門柱」の意味・読み・例文・類語

かど‐ばしら【門柱】

もんの柱。
門口の柱が店の構えを代表する意から》店構え
五間口七間口の―の主にと念願を立てて」〈浄・油地獄

もん‐ちゅう【門柱】

門に立てる柱。もんばしら。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「門柱」の意味・読み・例文・類語

かど‐ばしら【門柱】

〘名〙
① 門(もん)の柱。
※新撰六帖(1244頃)二「おのづから朽ち残たる門ばしらわが家いかで建てなほさまし〈藤原信実〉」
② 店構え。
浄瑠璃女殺油地獄(1721)中「一はたらきかせぎ、五間口・七間口のかどばしらの主にと、念願を立てこそ商人(あきんど)なれ」

もん‐ばしら【門柱】

〘名〙 門に立てる左右対の柱。もんちゅう。〔羅葡日辞書(1595)〕
青年(1910‐11)〈森鴎外〉三「自然木の門柱(モンバシラ)に取り附けた柴折戸」

もん‐ちゅう【門柱】

〘名〙 門に立てるはしら。もんばしら。
※倫敦塔(1905)〈夏目漱石〉「恰も巨人の門柱の如く左右に屹立して居る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

リフォーム用語集 「門柱」の解説

門柱

一般的に、道路住宅境界線の作られる門に対して、その両サイドにある柱の事を指す。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android