帰住(読み)きじゅう

精選版 日本国語大辞典 「帰住」の意味・読み・例文・類語

き‐じゅう ‥ヂュウ【帰住】

〘名〙
① 帰ってきて、そこに住むこと。
醍醐寺文書‐文治二年(1186)正月日・多米正富申状案「可仕神役之旨、依北条之下知、所司住人等帰住之刻」
江戸時代、欠落者(かけおちもの)、または久離(きゅうり)勘当(かんどう)処分をうけて離村した者が改心して立ち帰ったのを、許して復籍させること。
※財政経済史料‐九・戸口諸国(1812か)「猶又相届、且欠落人帰住願」

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